ナザールボンジュウ

ナザールボンジュウの意味・効果

トルコに古くから伝わるお守り
「ナザールボンジュウ」の意味・効果についてご紹介致します。

ナザールボンジュウのエネルギー

• 魔を祓う
• 人の念を寄せ付けない
• 身代わりになる
• 邪視から守る
• お守り

こんな方におすすめ

• 他人からの悪意ある視線が気になって仕方ないという方
• 自分の身代わりになってくれるお守りが欲しいという方
• 異国の地の魔除けが欲しいという方
• 妬みによるいじめを受けているという方
• 邪視から身を守るものが欲しいという方

ナザールボンジュウの意味

1. トルコのお守り

ナザール・ボンジュウは、目玉のような模様が特徴的な青色のガラス製のお守りです。

トルコのお土産品として日本でも人気が高いです。


因みに、ナザール・ボンジュウの「ナザール」とはアラビア語で「目」を意味し、「ボンジュウ」はトルコ語で「ガラス玉」を意味します。

ヨーロッパでは、「イーブル・アイ（魔眼）」と呼ばれることもあり、トルコでは、他人の邪悪な視線や嫉妬の眼差しから身を守るお守りとして用いられています。


元々は飾りとして玄関や室内に掛けて魔除け飾りとして使われていましたが、今ではネックレスなどのアクセサリーやキーホルダーなど様々なアイテムにも用いられています。

2. 邪視を跳ね返すお守り

ナザール・ボンジュウは、嫉妬除け効果のあるお守りとして古くから用いられてきました。

トルコや中近東の国では、嫉妬深い人から出る悪霊や嫉妬深い人から発せられる妬みの眼差し（邪視）が災いの元凶だと言われているため、他人から発せられる妬みや嫉妬といった感情、嫉妬の眼差しといったものを跳ね返すことが自分の身に災いをもたらさない最良の方法だと信じられてきました。

その嫉妬や妬みから身を守るお守りとして作り出されたのが、ナザール・ボンジュウでした。

古代エジプトの神ホルスの眼をモチーフにしたと言われるナザール・ボンジュウは、強い邪念や強力な邪視を受けると割れると言われています。

割れることによってナザール・ボンジュウが身代わりになってくれ、自分の身には災難が降りかからなくなるというわけなのです。

3. 男性が女性に贈るお守り

トルコに行くとナザール・ボンジュウと思しきネックレスやブローチなどの装飾品を身に付けている若い女性をよく目にします。

邪視や誘惑の眼差しを撃退するために付けているそうですが、その送り主は父親であったり、彼氏であったり、夫であったりすることがほとんどです。

自分の娘を、自分の妻を他の男の視線から守るために、男性が女性にナザール・ボンジュウをプレゼントするというわけなんです。


確かに、あの独特な色形のお守りを身に付けていれば、その人の容姿よりもインパクトの大きいナザール・ボンジュウの方に目がいってしまいますので、ナザール・ボンジュウは邪視除けお守りとして役立っていると言えます。